寝台特急「カシオペア」の歴史と今後

寝台特急「カシオペア」の歴史

平成11(1999)年7月16日


上野〜札幌間の「北斗星」1往復を置き換える形で寝台特急「カシオペアの運転がはじまりました。


寝台特急「北斗星」は定期列車2往復、臨時列車1往復の体制とされました。



平成12(2000)年


第43回鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しました。



平成14(2002)年12月1日


東北新幹線盛岡〜八戸間が開業。


これにともない、東北本線の盛岡〜八戸間が第3セクター鉄道に移管されました。


盛岡〜目時は「IGRいわて銀河鉄道」、目時〜八戸は「青い森鉄道」となりました。


寝台特急「カシオペアはこれまでどおり同区間を通過するため運賃・特急料金が一部変更されました。



平成22(2010)年6月24日


運転開始以来、寝台特急「カシオペアを牽引してきたEF81形交直流電気機関車の牽引が終了しました。


翌日からEF510形交直流電気機関車に交代しました。

「カシオペア」用のEF81は、79・89・92・99号機などで「カシオペア」に限定使用されていました。



平成22(2010)年6月25日


上野発の下り「カシオペア」から牽引機がEF510形に交代しました。


この時点では、暫定措置としてブルー基調の「北斗星」塗装機が牽引しました。


この交代により、EF81形が牽引する機会は基本的になくなりましたが、東北本線が災害発生などで不通となると「カシオペア」は、う回運転となるため突発的にEF510形に代わって牽引することがあります。



平成22(2010)年7月23日


シルバー基調の「カシオペア」専用塗装機であるEF510 509・同 510号機が牽引がはじまり編成の統一感が増しました。



平成22(2010)年12月4日


東北新幹線八戸〜新青森間開業にともなうダイヤ改正がおこなわれました。


東北本線の八戸〜青森間が第3セクター「青い森鉄道」に移管されました。


寝台特急「カシオペアはこれまでどおり同区間を通過するため運賃・特急料金が一部変更されました。


上野〜札幌間の運賃が14,070円が18,440円に、特急料金は3,240円から3,060円となり、上野〜札幌間の運賃・特急料金は合計で3,650円の値上げとなりました。


平成23(2011)年3月11日


東日本大震災が発生。


東北本線が寸断され不通となったため、寝台特急「カシオペアは「北斗星」とともに5月19日まで運休とされました。



平成24(2012)3月17日


上野・札幌両駅基準でこの日以降に運転される「カシオペア」の食堂車が終日禁煙となりました。


3月16日発の列車までは、パブタイムでも喫煙できました。



平成27(2015)3月14日


この改正で、ダイヤが臨時列車となった寝台特急「北斗星」と共用となりました。



平成28(2016)年3月26日


北海道新幹線開業によって廃止されました。


以後はカシオペアクルーズとカシオペア紀行として運転されています。

寝台特急「カシオペア」の今後

1.EF510形への交代

JR東日本では平成20(2008)年12月2日に、初の新形電気機関車の導入について発表しました。


「カシオペア」や「北斗星」、常磐線での貨物列車の牽引用として使っている田端運転所のEF81形交直流電気機関車をJR貨物が開発した新形のEF510形交直流電気機関車に置き換えるというものでした。


EF510形は15両が新製され、501〜508・511〜515号機がブルー基調で「北斗星」の24系25形客車にあわせた北斗星塗装、509・510号機がシルバー基調で「カシオペア」のE26系客車にあわせたカシオペア塗装となっています。


EF510形は、まず平成22(2010)年6月25日上野発の下り「カシオペア」からブルー基調の「北斗星」塗装機が牽引を開始、シルバー基調の「カシオペア」塗装機は同年7月23日から「カシオペア」を牽引しています。

2.新幹線の延長がカギ

過去を振り返っても新幹線の開業や延長によって、夜行列車は廃止されてきました。


寝台特急「カシオペアも平成11(1999)年7月16日の運転開始から15年前後となったものの人気列車です。


現在でも乗車日1ヶ月前の寝台券は、発売開始とともに売り切れることも多いそうです。


利用者のニーズに答えていけば新幹線との並走区間でも生き残れるということでしょう。


牽引機もEF510形に置き換えられたため、少なくとも「北斗星」より先に廃止されることはないと思います。


平成22(2010)年12月4日ダイヤ改正では、東北新幹線八戸〜新青森が開業しました。


さらに、平成23(2011)年3月5日からE5系新幹線電車は宇都宮〜盛岡間で国内最速に並ぶ300km/h運転を行い、最速列車で東京〜新青森間が3時間10分程度となります。


平成24(2012)年度末には、宇都宮〜盛岡間で国内最速となる320km/h運転が行われる予定となっており、この時点で最速列車が東京〜新青森間が3時間5分程度となります。


平成27(2015)年度には北海道新幹線が函館まで開業する予定となっています。


新幹線の「より速く」というニーズとは真逆のニーズが確実にあることを「カシオペア」は証明しています。


「札幌まで新幹線が走るようになっても残っていてほしい」


寝台特急「カシオペア」はそんな列車です。



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