寝台特急「サンライズ出雲」の編成と車内

寝台特急「サンライズ出雲」の編成

平成24(2012)年9月現在、寝台特急「サンライズ出雲」の編成は7両です。


客室は1〜2人用の個室寝台を中心に5種類あり、大半は1人用B寝台個室「シングル」です。

運賃+指定席特急料金だけで利用できる「ノビノビ座席」もあります。


「サンライズ出雲」は上下列車とも禁煙車が大部分です。


公衆電話やアルコールの販売はないですが、ソフトドリンクの自動販売機はあります。


←出雲市                    東京→


下り891011121314
上り1234567
2階B1B1SB1B1SB1ソ・LA1ノビ・B1B1B1SB1B1S
1階B1B1B2B1B1


…記号の意味…


A1シングルデラックス(A寝台1人用個室)
B1シングル(B寝台1人用個室)
B1Sシングルツイン(B寝台1人用個室)
補助ベッドを使えば2人部屋にできます。
B1ソソロ(B寝台1人用個室)
B2サンライズツイン(B寝台2人用個室)
ノビノビノビ座席
運賃と指定席特急料金だけで利用できます
Lラウンジ

寝台特急「サンライズ出雲」の車内

寝台特急「サンライズ出雲」の車内には、1人用A個室寝台「シングルデラックス」、1人用B個室寝台「ソロ」・「シングル」・「シングルツイン」、2人用B個室寝台「サンライズツイン」、普通車指定席「ノビノビ座席」があります。


「サンライズ出雲」は上下列車とも禁煙車が大部分です。


出雲市行き下り列車では、禁煙車が8〜10号車、11号車の個室の半数、12・14号車で喫煙車は13号車だけです。


東京行き上り列車では、禁煙車が1〜3号車、4号車の個室の半数、5・7号車で喫煙車は6号車だけです。


下り列車では11号車、上り列車では4号車の個室の半数が禁煙と書きましたが、具体的には「シングルデラックス」全6室のうち3室で、「サンライズツイン」全4室のうち2室が禁煙となっています。


設備面では、下り列車では9号車・上り列車では2号車に、車いすに対応した個室「シングルツイン」が1室あります。


下り列車では10号車・上り列車では3号車に、ラウンジと有料のシャワー室があります。


シャワー室は、シャワーカードにより6分間利用できます。


シャワーカードは310円で車掌から購入します。


なお、下り列車の11号車、上り列車の4号車のシャワー室は1人用A個室寝台「シングルデラックス」専用です。


「シングルデラックス」利用者は、車内改札の時に車掌からもらう利用カードを入れれば無料で利用できます。


「ノビノビ座席」は、カーペット敷きの部屋で隣との仕切りがなく、毛布だけがありますが運賃と指定席特急料金だけで利用できます。

寝台特急「サンライズ出雲」の設備

寝台特急「サンライズ出雲」の設備を客室設備と共用設備に分けて紹介します。

1.客室設備

(1)「サンライズ出雲」のすべての客室にある設備・サービス

@ 照明スイッチ
A 個別空調
B アラーム機能付時計
C コンセント(AC100V)
D BGM放送装置(※1)
E 非常通報ボタン
F 枕・シーツ・掛け布団
G ゆかた
H ハンガー・コップ・スリッパ(「ソロ」を除く)

(※1)NHK-FMが聞けます。

「ソロ」以外はスピーカーが付いています。

(2)各室紹介

@ シングルデラックス (下り11号車/上り4号車の1人用A寝台個室)

「シングルデラックス」は1人用A個室寝台です。


寝台特急「サンライズ出雲」の下り列車では11号車に、上り列車では4号車の2階部分に各6室あります。


禁煙室・喫煙室が3室ずつとなっています。


空間的広さを生かした室内には、レール方向に配置された幅85cmのシングルベッド、日本の個室寝台車では貴重な大型デスク、洗面台を備え、専用アメニティグッズも準備されています。


平屋部分に「シングルデラックス」利用者専用のシャワー室があります。


「シングルデラックス」利用者は、車内改札の時に車掌からもらう利用カードを入れれば無料で利用できます。


この利用カードは、全乗客共通のシャワールーム(下り列車では10号車・上り列車では3号車)も利用できます。


広い室内空間とビジネスホテル並みの設備でありながら、東京〜出雲市間の運賃+特急料金+寝台料金の合計は片道1人28,960円となっています。


東京(羽田空港)〜米子および出雲空港間の航空券は通常期で31,400円です。


「シングルデラックス」の方が航空券よりも安いというお得感と1編成に6室だけなどのため、予約が困難ほど人気です。


閑散期でも稼働率が高く、B寝台1人用個室「シングル」よりも先に満室となる場合が多いそうです。

A シングル (下り8・9・12〜14号車/上り1・2・5〜7号車の1人用B寝台個室)

「シングル」は、1人用B寝台個室です。


寝台特急「サンライズ出雲」の下り列車では8・9・12〜14号車に、上り列車では1・2・5〜7号車に各80室ずつあります。


「サンライズ出雲」で室数が一番多く中心的な存在の個室です。


客室は2階・1階・平屋と3種類あるため、おのおの大きさが異なります。


室内には、窓と平行に幅70cmのベッド、扉の内側に靴を履くためのスペースがあります。


ベッド幅は開放タイプのB寝台と同じですが、室内の高さは開放式A寝台と同じで広さもほぼ匹敵する個室です。


出入り口はベッドの足元となっています。


個室出入口付近の壁には細長いテーブルがあるほか、姿見用に縦長の鏡があります。


室内に大きめの荷物を持ち込む時は気をつけましょう。


クローゼットや荷物棚など荷物をしまう場所はなく、寝台横に10cm程度の幅の台があるだけで、床も靴を脱ぐためのスペースだからです。


いっぽうで、2階建て構造のため個室内では完全に立てるだけの高さが確保されています。

B シングルツイン (下り8・9・13・14号車/上り1・2・6・7号車の1人用B寝台個室)

「シングルツイン」は、1人用B寝台個室です。


基本的に1人用ですが2人用としても利用できることから「シングルツイン」という名前で呼ばれています。


寝台特急「サンライズ出雲」の下り列車では8・9・13・14号車の車端部に合計8室、上り列車では1・2・6・7号車の車端部に合計8室あります。


下り列車の9号車、上り列車の2号車の1室は車いすでの利用に対応しています。


「シングルツイン」の室内は、シングルベッドが上下2段に置かれています。


上段ベッドを跳ね上げ、下段ベッドの中央部分を外せば、下段部分をテーブルと2人分の座席として利用できます。


通常は1人用ですから寝るのは下段ベッドとなります。


2人で利用する場合には、予約するときに補助ベッド代5,400円を支払い上段ベッドを利用します。


「シングルツイン」は「トワイライトエクスプレス」にもあります。

C ソロ (下り10号車/上り3号車の1人用B寝台個室)

「ソロ」は、1人用B寝台個室です。


寝台特急「サンライズ出雲」の下り列車では10号車に、上り列車では3号車に各20部屋ずつあります。


「ソロ」は開放タイプのB寝台料金と同じ料金(6,480円)で利用できます。


3・10号車は、平屋構造であって2階建てではないため「ソロ」は車両中央を通路としてその両側に上段・下段に交互に設けられています。


上段室は階段が個室内にあり、下段室はその階段が出っ張っているため、個室内でまっすぐ立てる場所は、上段室では入口の階段部、下段室では同じく入口部分の少ない空間だけです。


着替える時には気をつけましょう。


ベッド幅は70cmで開放タイプのB寝台と同じですが、下段の足元側は上段への階段スペースにとられているため56cmと狭くなっています。


「ソロ」では荷物を置く場所が限られます。


上段室は扉付近が階段ですからここに荷物を置けますが、高さが低いため大きな荷物は収納できないことがあります。


下段室は荷物棚など収納スペースがまったくなく、床は靴を脱ぐ部分だけであるため大きな荷物がある時は気をつけましょう。


上段室・下段室とも窓下に細いテーブル状の台があります。


「ソロ」がもうけられている下り列車10号車と上り列車3号車の東京寄りにはラウンジと有料のシャワー室があります。

D サンライズツイン (下り11号車/上り4号車の1階部分にある2人用B寝台個室)

「サンライズツイン」は、2人用B寝台個室です。


寝台特急「サンライズ出雲」の下り列車では11号車に、上り列車では4号車の1階部分に各4室ずつあります。


禁煙室・喫煙室が2室ずつとなっています。


2階部分の「シングルデラックス」に、ほぼ等しい広さの空間にツインベッドがあります。


ベッドはレール方向で、ホテルのツインルームと同じ並べ方です。


ベッド⇔ソファの転換は不可能なため昼間はベッドをソファとして使います。


「サンライズツイン」の床面は通路よりも低くなっているため、床面・ベッド部とも天井の高さは同じで広々としており圧迫感はないです。


ちなみに、寝台料金は2人で14,500円となっており、1人当たりでは7,560円と1人用B寝台個室「シングル」と同じです。

E ノビノビ座席 (下り12号車/上り5号車にある座席)

「ノビノビ座席」は普通車座席指定席です。


寝台特急「サンライズ出雲」の下り列車では12号車に、上り列車では5号車に各28席ずつあります。


「ノビノビ座席」はカーペット敷きであるため、ベッドに比べると寝心地は悪いです。


しかし、「あけぼの」の「ゴロンとシート」おなじく運賃+指定席特急料金だけで利用できる手軽さから大阪〜東京間など途中から利用する人もいます。


「ノビノビ座席」は上下二段構造のカーペット敷きで、1人当たりの幅は82cmでタタミの幅にほぼ等しく、1人当たりの広さもタタミ1枚ほどです。


隣と仕切るカーテンはないですが、頭の部分の左右に隣と仕切る簡易的な壁があり通路側にもカーテンがあります。


設備は、個別の読書灯と空調の吹き出し口があり、空調の風量は個別に調節できます。


「ノビノビ座席」は「座席」であるため、寝台にある枕やシーツはないですが、毛布が備え付けられています。

2.共用設備

寝台特急「サンライズ出雲」の共用設備です。


なお、公衆電話は車内にはないです。

(1)シャワー室 (下り10・11号車/上り3・4号車)

シャワー室は、下り列車の10・11号車、上り列車の3・4号車に各1ヶ所ずつあります。


更衣室とシャワー室・機械室で構成されています。


下り列車の11号車・上り列車の4号車のシャワー室は「シングルデラックス」利用者専用です。


「シングルデラックス」利用者は、車内改札の時に車掌からもらう利用カードを入れれば無料で利用できます。


下り列車の10号車、上り列車の3号車の東京寄りにあるシャワー室は全乗客共通のシャワールームです。


「シングルデラックス」利用者は、車内改札時に車掌からもらう利用カードを入れれば無料で、それ以外の利用者は車掌が販売するシャワーカード(310円)で利用できます。


シャワー設備はすべて共通しており、ボディソープとリンスインシャンプーが常備され、お湯は1回の利用で6分間まで使用でき、途中でお湯を出したり止めたりできます。


数量限定で285系のイラストが描かれたタオル・歯ブラシのセットが200円で車掌から買えます。

(2)ラウンジ (下り10号車/上り3号車)

ラウンジは下り列車の10号車、上り列車の3号車の東京寄りに各1ヶ所ずつあります。


通路を挟んで海側と山側それぞに向きが固定された座席が各4脚ずつあります。


下り列車の10号車・上り列車の3号車の客室は1人用B寝台個室「ソロ」です。

(3)飲料自動販売機 (下り10・12号車/上り3・5号車)

飲料自動販売機は下り列車の10号車・上り列車の3号車の東京寄りに各1台ずつと、下り列車の12号車・上り列車の5号車の出雲市寄りに各1台あります。


下り列車の10号車・上り列車の3号車は、大型自動販売機でラウンジ近くにあります。


飲料自動販売機ではソフトドリンクだけが販売されています。


アルコール類はないです。

(4)トイレ・洗面所

各号車に共用のトイレと洗面所があります。



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