寝台特急「サンライズ瀬戸」の運転上の特徴

寝台特急「サンライズ瀬戸」の運転上の特徴

1.JR4社を経由

寝台特急「サンライズ瀬戸」は、東京〜高松間の寝台特急列車です。


東京〜高松間804.7kmをJR東日本・JR東海・JR西日本・JR四国のJR旅客4社を経由して運行しています。


「サンライズ瀬戸」の運転距離は、東京〜高松間804.7kmと日本一運転距離が長い寝台特急 トワイライトエクスプレス(大阪〜札幌間1495.8km)の約53.8%です。


しかし、経由する会社数では「トワイライトエクスプレス」のJR旅客3社よりも多いです。

2.寝台「電車」

寝台特急「サンライズ瀬戸」に用いられる285系特急形電車は、旧国鉄が昭和42(1967)年〜昭和47(1972)年にかけて製造した581・583系特急形電車以来の「寝台電車」です。


塗装も581・583系電車が20系客車にも使われた青15号にクリーム1号という「寝台特急」のイメージであるのに対し、285系特急形電車は夜明けをイメージしたベージュとワインレッドの塗り分けとされ、両色の境に金線が入れて従来の「寝台特急」のイメージを変えています。

3.寝台専用車

かつての581・583系特急形電車は客室設備を寝台・座席兼用しました。


昼間は向い合せの座席、夜は通路を中央に3段式寝台の昼夜兼行型として車両や基地を効率的に運用するためです。


こうした考えは効率的な運用という点では良く、接客設備も登場当時は好評でしたが、時がたつほどにデメリットの方が強調されるようになりました。


581・583系電車の座席は固定式であり、昼間の特急列車としては485系などのリクライニング座席にくらべ見劣り感がありました。


夜は3段式寝台が24系25形などの2段式寝台車によりもベッド幅や頭上スペースが少ないという具合に座席・寝台とも時代と合わなくなっていました。


そのため、昼間の特急列車は485系に、寝台列車でも「はくつる」のように2段式の24系25形客車に置き換えられたり、「彗星」や「明星」のように583系使用列車そのものが廃止されています。


これに対し寝台特急「サンライズ瀬戸」に用いられる285系特急形電車は当初から寝台専用に特化した設計となっています。


285系特急形電車は「乗り心地」・「プライバシー」・「頭上スペースの確保」のため、2階建て車両を中心とした構成で現代の車両に求められる居住性やニーズに答えています。


寝台も開放タイプだけの581・583系電車に対して、285系電車では寝台を1人用B寝台個室「シングル」を中心とした1〜2人用の個室寝台5種類となっています。

4.配置区にもどらない

寝台特急「サンライズ瀬戸」に用いられる285系特急形電車は0番台と3000番台の35両(7両×5編成)が活躍しています。


0番台と3000番台とは所属会社で分けています。


0番台の3編成21両はJR西日本後藤総合車両所出雲支所(米トウ)の配置で、3000番台の2編成14両がJR東海大垣車両区(海カキ)の配置となっています。


このうち、3000番台の2編成14両の所属は書類上のもので、車両自体は後藤総合車両所出雲支所にあって0番台と共通で運用され、車両管理もJR西日本に任されています。


3000番台の2編成14両はJR東海大垣車両区の配置でありながら、配置区には戻らないという車両です。


0番台と3000番台が設備・車両機器・性能で共通だからこそ可能なことです。



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